[アップデート]Amazon Connect 顧客プロファイルでプロファイルの更新をリアルタイムでエクスポートできるようになりました
はじめに
Amazon Connect 顧客プロファイルは、 Amazon Kinesis Data Stream への統合顧客プロファイルのリアルタイムデータエクスポートに対応しました。
Amazon Connect 顧客プロファイル とは、CRMなどで管理している顧客データをAmazon Connect に取り込み一元化する機能です。
データストリーミングを有効にした上で、リアルタイムエクスポートを有効にすると、新規および既存のプロファイルの更新を Amazon Kinesis Data Stream に自動的に送信できるようになります
それにより、例えばAmazon Connect 顧客プロファイルから、CRMなどのソースシステムのデータを最新の状態に維持することが可能になります。
リアルタイムエクスポートを有効にする
- [お客様のプロフィール]からKinesis Data Streamsの[データエクスポート]タブに遷移し、[データストリーミングの有効化]をクリックします
- [データストリーミングを有効にする]にチェックを入れ、使用するKinesis Data Streamsを指定します。
- すぐに有効化されます。指定したKinesis Data StreamsのKMSの暗号化は有効化が推奨されていますので、有効化しておきましょう。
処理されたイベント
過去 15 日間のイベントに対して、CloudWatch メトリクスでエクスポートされた日時が可視化されます
Kinesisの出力イベント
JSON での出力イベントのサンプルが、ドキュメントにあります。
{ "SchemaVersion": 0, "EventId": "eventId", "EventTimestamp": "2020-01-01T00:00:00Z", "EventType": "CREATED", "DomainName": "domainName", "ObjectTypeName": "objectTypeName", "AssociatedProfileId": "associatedProfileId", "ProfileObjectUniqueKey": "profileObjectUniqueKey", "Object": { "map": { "k1": [ "a", "b", "c" ] } }, "IsMessageRealTime": true }
特筆すべきキーはありませんが、EventType
で、顧客プロファイルの新規(Create)作成か、更新(Update)かが分かります。
リアルタイムエクスポートを無効にする
- リアルタイムエクスポートの無効化は、[データ エクスポート]タブを選択し、[データストリーミングの無効化]を選択します。
- 日本語で
確認
と入力します。 - 無効化も即反映されました。